エアシャワーに入ると涼しく感じるのなんでかな?

最近多いお客様の質問に、答えてみました

「エアシャワーに入ると、涼しく感じる」
——なんでだろう?を検証してみました。

導入いただいているお客様から、最近こんな声をよくいただきます。 「粉塵を落とすためのはずなのに、入ると涼しい気がする」。 感覚で終わらせず、実際に服の中と皮膚の温度を測ってみることにしました。

検証日:2026年7月15日(晴)

なぜ服の中を測ったのか

「涼しい」の正体は、皮膚じゃなく衣服内気候にあるかもしれない

服と皮膚のあいだには、薄い空気の層があります。暑いと感じる大きな原因は、外気そのものより、 この層にこもった熱と湿気であることが少なくありません。愛豊工業のダブルノズルエアシャワーは、 もともと粉塵を払い落とすために、連続したクリーンエアの中心へ高圧パルスエアを間欠的に重ねる構造を、 1999年から一貫して採用してきました。この「パルス(間欠噴射)」が、服をわずかに揺らし、 中の熱気を押し出しているのではないか。お客様の「涼しい気がする」という感覚を手がかりに、 実際に測って確かめてみました。

検証結果

パルスの、あり・なし。20秒での違い。

同一人物・同一の外気条件(気温31℃・湿度62〜64%)で、パルス運転の有無だけを変えて比較しました。

クリーンエア + パルスDEたたき

圧縮エア間欠運転 あり

服の中・温度 32.0℃ 28.5℃ −3.5℃
服の中・湿度 63% 52% −11pt
首後ろ・皮膚温 36.7℃ 36.3℃ −0.4℃

20秒運転後

内蔵送風機の循環エアのみ

圧縮エア間欠運転 なし

服の中・温度 31.0℃ 31.0℃ 変化なし
服の中・湿度 65% 65% 変化なし
首後ろ・皮膚温 36.7℃ 36.4℃ −0.3℃

20秒運転後(180秒後も温度・湿度に改善は見られませんでした)

※本検証は被験者1名による初期データです。今後、被験者数・試行回数を増やし、継続的に検証を行っていきます。

検証から見えたこと

「風の強さ」だけでなく、「風のリズム」に意味がある

連続した風だけでは、服の中の空気はあまり動きませんでした。一方、パルス(間欠的な圧力変化)を重ねると、 服がわずかに揺れ、中にこもった熱気と湿気が短時間で外へ抜けていく様子が、数値として確認できました。 これは、皮膚の表面を風で冷やすというより、服という「小さな空間」の空気を入れ替えるという考え方です。

ご使用にあたって

本ページの検証は、ダブルノズルエアシャワーの運転条件による、衣服内温度・湿度および皮膚表面温度の 変化を確認したものであり、熱中症の発症を防ぐことを保証するものではありません。 暑熱環境下では、適切な水分・塩分補給、休憩、WBGT(暑さ指数)に基づく作業管理と併せてご利用ください。

体験してみたい方へ

ダブルノズルエアシャワー「パルスDEたたき」®、体験できます

導入前に、実際の風を体感してみませんか。事務所のデモ機でいつでも体験いただけるほか、 2026年11月開催の「メッセ名古屋」でも展示予定です。ぜひご来場ください。

事務所デモ機で体験可 2026年11月 メッセ名古屋 出展予定

既設のエアシャワーでも、検証できます

粉塵除去のために設置したエアシャワーが、実は現場のクールダウンにも役立っているかもしれません。 WBGT・衣服内環境の無償計測から、お気軽にご相談ください。