最近多いお客様の質問に、答えてみました
「エアシャワーに入ると、涼しく感じる」
——なんでだろう?を検証してみました。
導入いただいているお客様から、最近こんな声をよくいただきます。 「粉塵を落とすためのはずなのに、入ると涼しい気がする」。 感覚で終わらせず、実際に服の中と皮膚の温度を測ってみることにしました。
なぜ服の中を測ったのか
「涼しい」の正体は、皮膚じゃなく衣服内気候にあるかもしれない
服と皮膚のあいだには、薄い空気の層があります。暑いと感じる大きな原因は、外気そのものより、 この層にこもった熱と湿気であることが少なくありません。愛豊工業のダブルノズルエアシャワーは、 もともと粉塵を払い落とすために、連続したクリーンエアの中心へ高圧パルスエアを間欠的に重ねる構造を、 1999年から一貫して採用してきました。この「パルス(間欠噴射)」が、服をわずかに揺らし、 中の熱気を押し出しているのではないか。お客様の「涼しい気がする」という感覚を手がかりに、 実際に測って確かめてみました。
検証結果
パルスの、あり・なし。20秒での違い。
同一人物・同一の外気条件(気温31℃・湿度62〜64%)で、パルス運転の有無だけを変えて比較しました。
圧縮エア間欠運転 あり
20秒運転後
圧縮エア間欠運転 なし
20秒運転後(180秒後も温度・湿度に改善は見られませんでした)
※本検証は被験者1名による初期データです。今後、被験者数・試行回数を増やし、継続的に検証を行っていきます。
検証から見えたこと
「風の強さ」だけでなく、「風のリズム」に意味がある
連続した風だけでは、服の中の空気はあまり動きませんでした。一方、パルス(間欠的な圧力変化)を重ねると、 服がわずかに揺れ、中にこもった熱気と湿気が短時間で外へ抜けていく様子が、数値として確認できました。 これは、皮膚の表面を風で冷やすというより、服という「小さな空間」の空気を入れ替えるという考え方です。
ご使用にあたって
本ページの検証は、ダブルノズルエアシャワーの運転条件による、衣服内温度・湿度および皮膚表面温度の 変化を確認したものであり、熱中症の発症を防ぐことを保証するものではありません。 暑熱環境下では、適切な水分・塩分補給、休憩、WBGT(暑さ指数)に基づく作業管理と併せてご利用ください。
体験してみたい方へ
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既設のエアシャワーでも、検証できます
粉塵除去のために設置したエアシャワーが、実は現場のクールダウンにも役立っているかもしれません。 WBGT・衣服内環境の無償計測から、お気軽にご相談ください。
